うちの子どもたちの話をしたい。
お姉ちゃんと弟の性質が全然違うのってなんだか不思議だ。
その1 卒乳
娘も息子もおっぱい大好きで、放っておけばいつまでもおっぱいを飲んでいそうだったので、「言い聞かせ卒乳」を試してみることにした。共に2歳半くらい。遅めの卒乳である。
娘には「(カレンダーを指さして1ヶ月くらい後の)この日におっぱいやめるよ、おっぱいに絵が(私が自分で描いた絵が)だんだん出てきて、完成したら、そこでおっぱいおしまいね」というようなことを言った。娘は名残惜しそうだったが、無事に卒乳できた。
息子には「(カレンダーを指さして1ヶ月くらい後の)この日におっぱいやめるよ」まで言ったところ、息子は首を横にふるふると振った。
拒みやがった。
私「おっぱいまだ飲みたいの?」
息子「(首を縦に1回振る)」
私「……じゃあ、もう少しおっぱい飲もうか。」
息子「(首を縦に1回振る)」
というわけで、息子の言い聞かせ卒乳第1回は失敗した。まさか首を横に振られるとはね。
数ヶ月後に再度トライしたら本人も了承してくれて、2歳7ヶ月くらいで卒乳できた。
本人の納得の行くタイミングでやめたかったんだろうな。
その2 お箸
娘は2歳代の終わりからトレーニング箸を使い始め、3歳を過ぎる頃には普通の箸をちゃんとした持ち方でマスターした。天才だと思った。
息子は同じく2歳代の終わりにトレーニング箸を持たせたところ、なんだか使いづらそうだった。試しに普通の箸を持たせてみたところ、ちょっと教えただけで完璧に箸使いをマスターした。
娘は天才だったが、息子は大天才だった。※親バカ。
3歳を過ぎる頃には、コーンを一粒ずつ箸でつまんで食べていた。
その3 トイレトレーニング
娘は「オムツ外してパンツはいてみようか」という促しを素直に受け入れた。結果、よく粗相した。居間でお漏らしすること多数。おねしょも沢山した。なんなら今でも極たまに(略)。
息子の場合は、日中のオムツ外しはすんなり行った。娘の事例から、居間で漏らされることを覚悟していたが、滅多に漏らさなかった。
夜のオムツはなかなか取れなかった。本人が「オムツがいい」と強情を張っていたためだ。
ある時期から、本人が「パンツで寝る」というので、履かせるおねしょガードを履かせた上でパンツで寝せてみたところ、見事成功した。
それからトータルすると、おねしょは2~3回しかしていない。
今ではおねしょガードを勧めても履かない。しかし私は全く不安を感じていない。
その4 自転車
娘は年中さんのときに、父親の地獄の特訓を受け、補助輪なし自転車に乗れるようになった。
沢山転んだ。沢山努力した。頑張った。
私に似て運動能力が高くないのに、根性でよく頑張った。年中さんで自転車に乗れるなんて凄い!
息子は同時期の娘より運動能力が高いから、さぞ早く自転車をマスターするのかと思っていた。
しかし、息子はビビりだった。その上、なんか言われたらすぐ拗ねる奴だった。
何回か失敗したら、練習すら嫌がって、やらなくなった。
とことん根性が無い奴だということがわかった。
まあいつか乗れるだろう。
娘は堅実派。真面目な努力家。
それは素敵。
息子はフリーダム。そして自信がつくまで人前でやりたくない派。
それも素敵。
結論:どっちも素敵。