王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

時間が足りない

やってみたいことがあります。

HM/HRヘヴィメタル/ハードロック)専用のブログを開設することです。


ただ好きで長年聴いているだけで専門的な知識もマニアックさも大して無いんだけど、好きなものを好きと言うだけ、ただ単に私の好きを発信するだけのブログを作りたいんです。
おそらくあまり読んでもらえないでしょう。HM/HRというジャンル自体がマイナーだから。


実は、ここはてなブログで、メタルのアルバムをひたすら紹介するブログに出会いました。アイコンが私の大好きなAlcestの1stアルバムのジャケ写だったので、脊髄反射で読者登録しました。ログインしてる日は毎回チェックしています。

その方は凄いです。毎日何枚かのアルバムを紹介されており、その勢いは衰えることがなさそうです。多彩なジャンルの、ものすごく沢山のアルバムをご存知です。
もし私がそのペースでやったら、2年持ちません。更に私の場合は好きなジャンルやバンドが偏っているので、どうしても単調になっちゃうと思います。

だがしかし、そんな知識量豊富な方の紹介するアルバムの数々が、なんと、私の持ってるアルバムとほとんど被っていないんです。私の持ってるのが紹介されていたときは、嬉しいので☆を付けます。
HM/HRというジャンル、どれだけ広くて深いのだろう。索敵範囲がものすごく広そうな人をしても、私の活動範囲をカヴァーしきれていないなんて。

……これ、私がブログ作ってもいけるんじゃね?
王道を行ったらアルバム紹介ブログの方にはとても敵わないから、敢えて独自路線を行く。
どうしてもHM/HRは暗黒とか硬派なイメージで、黒や暗色を取り入れてる人(公式もファンサイトも)が多いから、私はピンクで行こうかな。
あと、HM/HRを聴いてて紹介までする人はマニアックで生真面目な人が多く、文章の語り口もガッチガチなのが多いから、私は敢えておばちゃん口調全開で行こう。ここのブログでやってるような感じでもいい。
アイコンは、白霧島を抱いてるリカちゃん人形で行こう。
(参考):これの一番下の画像

リカちゃん人形のアイコンで、背景色がピンクで、くだけた口調で、好きなメタルのアルバムをひたすら好きって言ってるブログをもし見かけたら、私だと思って下さい。

ブログタイトルもハンドルネームも決まってないので、やるかどうかはわかりません。やりたいけども。

何より、小学生2人を育ててる兼業主婦には時間がないのねん。このブログだって更新がままならないのにさ。今この現状でも睡眠不足なのにさ。
ブログタイトルやハンドルネームが決まったとしても、時間の制約がありすぎる。辛い。子どもが2人とも中高生以上になったら時間もできるのかな……それまで待てるかな……。

現状、1日が27時間でも足りないよ。
みんなどうしてるの。

なんでもないようなことが しあわせだとおもう

タイトル、ふわふわ系でも自己啓発系でもTHE 虎舞竜でもありません。

 

娘とその友達Tちゃんの話。

Tちゃんの髪型は前髪を分けておでこを出したセミロングだったんだけど、ある日、髪を切って、前髪を作ったショートボブにしたらしい。
それが「死ぬほど似合ってなかった」らしい。娘談・原文ママ

娘+仲良しグループの友達(ちなみに優しい系男子×2)は、Tちゃんの新しい髪型にどうしても違和感を隠すことができず、「似合わない」とか言って少々イジったらしい。
その話を聞いた私が「Tちゃん傷ついてなかった?大丈夫なの?」と娘に聞いたところ、Tちゃん本人もあっけらかんとして「やっぱ似合ってないよね」と言って、すぐにヘアピンを取り出して前髪を分けたらしい。
それなら良かった。

 

話はこれだけだ。
本当にこれだけなのだ。

だけど私は、この話を、なんかいいなと思ったのだ。

普通の小学生の日常だ。それ以上でもそれ以下でもない。そこに「いい」が詰まっている。

小学生の学校生活、「普通」以上に尊いことってあります?
こういう「普通」の日常の1ページがいくつも積み重なって、ひとつひとつのエピソードは思い出せないとしても、「なんかあの頃は楽しかったなあという思い出」の一部になっていくのだ。
何より、娘に仲のいい友達がいるということ、私はそれだけで嬉しい。女2男2(たまに男+1)というバランスの良い友達グループがあって、そこに属することができている。本当に嬉しい。心強い。仲が良ければ性別は関係ないけれど、女ばっかりのグループに属してるよりは見識が広がって良いかもしれない。

いいなあー。

そういう学校生活を私も送ってみたかったョ……(卑屈)

いや、私も3年間くらいは「そういう学校生活」を送ったことがあったんだ。
その3年間は本当に楽しかった。その最中も、後から振り返ってみても、「これが『普通の』楽しい学校生活なんだ」「青春なんだ」と思った。
「友達がいる」「仲間外れにされていない」環境って、こんなにものびのびと自由に楽しく過ごせるんだなと思った。

娘は私に似てしまったのか、引っ込み思案(←私が幼稚園の頃から数えきれないほど言われ、私の人格全てをその言葉で定義された代名詞のような言葉、私の嫌いな言葉!でも正解!だから嫌い!)で、小4くらいまでは特定の友達がいなかった。幼稚園で仲が良かった子は、みんな別の小学校に行ってしまった。

娘が小4のとき、Tちゃんが転校してきた。
最初はTちゃんとはそれほど仲良くはなかったらしいが、ぽつぽつ交流しているうち、気が合うことがわかったらしい。
小5の後半にはTちゃんは娘にとって親友みたいになっており、優しい系男子2人(たまに3人)ともなぜかその時期に意気投合したみたいで、グループができた。

良かった。本当に良かった。私は心底安心した。

娘には私と同じ惨めな思いをしてほしくないのよ。娘の性格が私にそっくりだから尚更。
娘が友達グループと一緒に楽しい小学校生活を送っていることが、私の何よりの喜びです。

きっと、中学になってクラスが分かれたり部活に入ったりしたら各々別の人間関係が築かれることでしょう。そして、高校生になる時に進路が分かれるでしょう。
でも、小学生時代の楽しい思い出は、娘とそのグループメンバーの心の中に少なからず残ることでしょう。
名作小説・名作映画「スタンド・バイ・ミー」で、語り手である主人公ゴーディが、昔の友達との冒険を思い出して語ったように。
あれ、ゴーディとクリスは頭良くて将来大学に進学するんだけど、バーンとテディは落ちこぼれるんですよ。
小学生時代って、どんな学力レベルの子も等しく同じクラスにいて友達関係を築けるから、ある意味貴重な時代かもしれないですね。少なくとも高校以上になると、だいたい同じレベルの子が集まるから。

決めた。娘に「スタンド・バイ・ミー」読んでもらおう。来年(中1)、読書感想文の課題があったら、それで書いてもらおう。

漏らしたの?

日曜の早朝、私は、とある用事を済ませてから再び布団に戻って寝ようとした。

そうしたら、目を覚ました娘にいきなり第一声「お母さんおしっこ漏らしたの?」と聞かれた。

漏らしてへんわ!
※私は関西人ではないのですが、こういう時の返しは関西弁が勢いあっていいなあ、羨ましいなあと思うのです。しかし、関西人でない私が発したところでそれは薄ら寒いエセ関西弁になってしまうのです。
※実際には、「漏らしてないよ!」と言いました。

 

【解説】

日曜の早朝、とはいっても朝7時のことだ。その日は地域の廃品回収があった。段ボールと新聞・雑誌・紙ゴミとアルミ缶を回収し、地域の子ども育成会の活動資金の足しにしようという取り組みだ。
土曜の夜にはわりと酒を飲むので、日曜そんなに早く起きたくない。しかし、私はリサイクルマニアなので、積極的に廃品を出しに行きたい。
朝7時に眠い目を擦りながら起き出した。着替えがめんどくさかったので、パジャマにしてる上のTシャツをごまかすためにシャツを羽織り、だらしないパンツ(ズボンの意味)を脱いでジーンズにはき替え、髪をとかしてマスクして、Go。

廃品回収の場所はうちのすぐ近くなのだが、物が多いので、車で運んだ。起きてから計15分足らずで家に戻ることができた。

家に戻って、上に羽織ってたシャツを脱いで元のTシャツになり、下はジーンズのまま、また布団で横になろうとした。

そこを娘に見つかった。上のTシャツはそのまま、下だけはき替えている姿を見て、「おしっこ漏らしたの?」と思ったらしい。

漏らしていない。断じて漏らしていない。

自分が漏らした時によくパジャマの下だけ替えられてたからって、他人がパジャマの下だけはき替えてるのを見て「漏らした」に結びつけるんじゃねえ。

「お母さん下に行ったなー、トイレかな、なかなか戻ってこないなーと思って、戻ってきたらジーンズはいてたから、漏らしたのかなと思った」のだそう。こっそりシャワー浴びたり洗濯したりしてから戻ったのかと思ったそう。私が起きたあたりから娘も起きてたのか。

でも私は漏らしていない。漏らすか。自分が去年まで漏らしてたからって、そう簡単に他人が「漏らした」と思い込むんじゃねえ。

でも一見、状況証拠としてはかなり「漏らした」線が濃厚なケースだな。
ちゃんと調べると、私の下着もパンツ(ズボンの意味)も洗濯された形跡はないし、洗濯機も風呂場も濡れていないから、漏らしていないとわかってもらえるはずだ。私はシロです。漏らしてません。

娘とそんなやり取りをしていたら、その時目を覚ました息子まで「えー、お母さんおしっこ漏らしたのー?w」と言い始めた。
つい最近漏らして今現在パジャマの上下が違ってる張本人が何言うとんねんしばくぞボケ(関西弁は勢いがあっていいなあ)。

その日1日、「おかあさんはおしっこを漏らした」のネタをいつまでも引っ張って遊びました。

おしまい。

 

【おまけ】

つい最近漏らした息子(小1)が、漏らした当日、登校班の集合場所に行ったとき、同じ班の同級生に、「○○くんおはよー。今日オレ漏らしたんだー。」って報告してた。その子のお母さんにも聞かれた。
そういうことはいちいち言わなくていいんだよ。

 

会津に行ってきました。

先日の連休初日は、会津まつりに行ってきました。
会津藩公行列」は、会津にゆかりのある武将やら戊辰戦争の○○隊(白虎隊以外にもある)やら新選組やらに扮した、甲冑ほか当時の衣装を身に付けた人たちが、行進します。地元の高校生や地元の企業の方、姉妹都市の企業の方なんかが参加しています。
特別ゲストとして、綾瀬はるかさんも来ます。大河ドラマ「八重の桜」で主演を務めて以来、会津まつりには毎年来て下さっているとのこと。会津まつりに行ったことがある夫の同僚いわく、生で見る綾瀬はるかさんはテレビで観るよりも更に綺麗で、とても顔がちっちゃいんだとのこと。

……写真、いっぱい撮ったんですよ。
でも、行列に出ている方々はみんな一般人だし、綾瀬はるかさんの写真も勝手に載せちゃいけないかなと思って、割愛します。
当日は生憎の雨で、行進してる方々皆さん、衣装の上から透明ビニール袋を着ていらっしゃいました。せっかくの衣装がちゃんと見られなかったので、来年リベンジします。
綾瀬はるかさんは、夫の同僚のおっしゃる通り、テレビで観るよりも更に綺麗で、とても顔がちっちゃかったです。芸能人を生で見る機会が滅多にない地方民の私、少々感動致しました。娘も「綾瀬はるかさん、すごい美人だった!」と感動しておりました。

娘や息子は、「初めて芸能人を生で見る」実績を解除、トロフィーゲットしました(ゲーム風の表現です)。小1の息子はピンと来てないかもしれないけどね。

「人生で初めて見た芸能人」が綾瀬はるかって、羨ましいな。

私の「人生で初めて見た芸能人」は、「段田男」か「マルシア」です。地元のイベントに来たのを見に行った。どっちを先に見たのかは忘れた。当時小学生だったので。

ネタとしては面白い。

段田男って知ってる?「ダンダダン」という名前が色々ネタになってるけど、本物の、演歌歌手の、「段田男」をリアタイで知ってるのは、我々世代以上の人限定かもしれない。
マルシアはブラジル出身の歌手で、大鶴義丹と結婚する前だったし、もちろんバラエティ番組で人気が出る前だった。

それぞれ面白いから、私のトロフィーはそれで充分です。むしろ名誉。

 

会津まつりの帰り、ラーメンを食べに喜多方に行きました。

喜多方ラーメン「坂内食堂」(チェーン店「坂内」の本店・元祖)に行きたかったんだけど、尋常じゃない行列ができていたので、他を探しました。「坂内食堂」はなんだかんだ言って美味しいので好きです。今回行けなくて残念でした。

喜多方市内で夫が心当たりのある店を色々探して車を走らせている途中、偶然、「会津ラーメンうえんで」の喜多方店を発見!夫が「会津山塩ラーメンが美味しい」と言っていた「うえんで」を!

たまたま、店の前に行列はありませんでした。1組しか待っていないという奇跡的な状況でした。私たちが名前を書いた後に続々とお客が来て並び始めたので、まさに奇跡的なタイミングだったのです。

会津山塩ラーメン」は、鶏ガラをベースとして会津の山塩で調味した、澄んだ美しいスープが特徴のラーメンです。麺が3種類から選べますが、私たちはスタンダードな「中太ちぢれ麺」をセレクトしました。喜多方ラーメンにありがちな麺です。

おっとしまった。「会津山塩チャーシュー麺」をオーダーしたところ、澄んだ美しいスープもちぢれ麺も、メンマですら、チャーシューに覆われて全く見えないではないか。

こちらが「会津山塩ラーメン」です。息子の分を素早く撮影しました。

美しい。
鶏ガラがしっかりしてて、メニューの説明文に書いてある通り、山塩自体に甘みがある。これは旨い。
絶品でございました。
いつもお子さまラーメンで満足している息子が、大人の一人前をものすごい速さで完食したレベルの美味しさでございました。
また行きたい。

美味しいラーメンはまず香りが違うし、幸せがありますね。

来年もきっと「会津まつり」には行きます。

私は吉野家豚丼デビューに失敗し続けている。

私は吉野家豚丼を食べたことがない。

それを言ったら、すき家豚丼も、本場・十勝の豚丼も食べたことはないのだが、それは一旦置いておこう。

私は吉野家の牛丼を愛している。
実は松屋なか卯も生活圏内に無いので単純にすき家のみとの比較になってしまうのだが、吉野家の牛丼の方が好きだ。

むかーし昔、アメリカ産牛肉が一時的に輸入中止になった際、他の牛丼チェーン店は牛丼に使用する肉をオーストラリア産などで代用した。そんな中、吉野家だけは「アメリカ産の特定の肉でないと自社の牛丼の味は出せない」と言って、牛丼の販売自体を取りやめ、豚丼などを販売した。その姿勢、賞賛に値する。好きだ。
その事件で牛丼の販売をやめる前の吉野家は、メインメニューが「牛丼」「牛皿定食」「牛鮭定食」ぐらいしか無かったように記憶している。但し朝定食を除く。
そこも好きポイントだった。余計なトッピングなど邪道、ウチは牛丼主軸で勝負する!という潔さが好きだった。「すき家は牛丼自体の味に自信がないからいろんなバリエーションの牛丼を作るんだな」とすら思ってた。今では吉野家にも色々ある。

そんなこんなを経て、今、子どもたちが大きくなってきたので、たまにファミリーで吉野家に行くようになった。

牛丼は今までも食べてきたし、生協の個配で「吉野家の牛丼の具」も買えるし、実店舗に行ったときぐらい違うのを食べようと思う。「今日こそは豚丼デビューしてみよう」という気持ちで、吉野家に行く。
なのに、ことごとく豚丼デビューに失敗している。


失敗例その1
 久しぶりの吉野家だ!豚丼もいいけどやっぱりここは定番の牛丼を食べたい!アタマの大盛+生卵!
 あ、から揚げがある。単品でから揚げひとつ追加してみようっと。

失敗例その2
 豚丼デビューしたいな。でも、この間食べたから揚げ、美味しかったな~。から揚げ定食またはから揚げ丼もいいなあ。えっ、から揚げ丼と牛丼の相盛り「から牛」があるだと!?
 ……なんといういいとこ取り!食べたい!「から牛」に決定!

失敗例その3
 2回連続で豚丼デビュー失敗しちゃったな。今日こそは豚丼にしよう。
 でも今日はカレー食べたい気分だな。昔は牛丼の具が載ったカレーあったな。今でもあるかな。あっ、カレーが「黒カレー」になってる。なんだこれ、美味しいのかな「黒カレー」。気になるぞ「黒カレー」。そして吉野家に来たんだからやっぱり牛丼の具は食べたいぞ。
 「牛黒カレー黒カレーに牛丼の具が載ったやつ)」お願いします!

 

反省
 私は吉野家の牛丼を愛している。
 愛しているから、牛丼もしくは牛丼の具をいつも食べたいのである。そう、失敗例1~3で頼んだメニューには、全て牛丼の具が絡んでいた。吉野家の牛丼の具は美味しいのだ。愛している。
 私は豚肉も好きだし、豚丼は食べてみたいんですよ。なのに牛が私を誘惑するので、いつまでも豚丼を食べられないのだ。
 牛丼の具を愛している限り、私が吉野家豚丼を食べる日は訪れないかもしれない。
 こうなったらもう、牛丼豚丼相盛り丼を出してくれないかな。そうすれば、私が牛丼の具につられて豚丼を食べる機会が訪れるだろう。

 そのくらい、吉野家の牛丼の具を愛している。

 

豚丼はどんな味がするんだーー!!

もう、墓場まで持って行こう。豚丼デビューしないまま行こう。
もし志半ばで倒れることがあったら、「まだだ……私は吉野家豚丼をまだ食べていないんだ!このままでは悔いが残る!」と思い直すことにしよう。

吉野家豚丼以外にも、ココイチのカレーとか、あと何か忘れたけど、そういうのがいくつかあります。

生きねば。

ジェルボール洗剤

すっっっっっっっっっっっっっっごい今更なんだけど、
ジェルボール洗剤はいい。本当にいい。

何がいいって、楽。

これについてはさんざんメーカーが「楽だよ」と言ってるので今更私が言うことなんて何もないんだけど、念のため言っておくと、計量が楽。
今までは洗剤と漂白剤と柔軟剤とをそれぞれ計量して洗濯機に投入してたけど、ジェルボール洗剤なら、初めに洗濯機にひとつポイと入れるだけ。楽である。

だが私はこれまで、洗剤類の計量作業を苦だと思ったことは無いのだ。むしろ、水量に合わせて洗剤を計量する作業が好きだった。今日は作業着がいつもより汚れてるから洗剤ちょっと多めに入れようかな、ということもできる。

ジェルボール洗剤は、水量が変わっても基本的に1個の使用だ。容量65Lを超えたら2個使うことを推奨されているが、それまでは、28Lでも55Lでも1個だ。
10年くらい前かな、よく行くスーパーにジェルボールを売り込む業者の人が来ていて、サンプルを配ってた。私はその人に、「多い水量のときはいいですけど、少ない水量のときでも同じ1個って、洗剤成分が無駄にならないですか?」と質問した。業者の人は、「水量が多くても少なくてもちゃんと洗えるように設計してあります」と言ってた。私は「ふーん」と納得したふりをして、サンプルをもらって帰った。
当時は私がジェルボール洗剤にあまり魅力を感じていなかったので、「どうせ少ない水量のときは無駄になってるんだろ」と決めつけていたし、なんなら今でもそう思っている。サンプルは使用したが、特に何とも思わなかった。「外側のフィルム、ちゃんと水に溶けるね。材質はPVALかな?」くらいは思った。
今調べたら正解だった。PVALはアラビックヤマト等の液体糊と同じ成分で、水に溶けるぺたぺたしたフィルムです。ポリマー屋さんなら、わかるのです。
他のメーカーがジェルボールを出してないところを見るに、P&Gが特許持ってるんでしょう。

それはさておき、なぜ今になって私がジェルボール洗剤を使い始めたのかというとですね。

計量ではなく、調達及び在庫管理が楽になるからです。
今までは洗剤と漂白剤と柔軟剤の3種をそれぞれ買ってストックしていました。

外堀からまどろっこしい話をしますが、何年か前までは、私が住む町にはドラッグストアがありませんでした。いくつかあるスーパーに日用品コーナーがありますが、そこよりも洗剤類を安く売っているドラッグストアの店舗に行くためには、車を15分走らせて隣の自治体のツルハドラッグに行く必要がありました。なんかのついでに行って、購入していました。ツルハ以外もあるけど、私が北海道出身なので、北海道企業のツルハを応援したいから、進んでツルハに行っていました。

それが、ここ数年で、「急にどうした?」っていうくらい、我が町にドラッグストアがいくつも進出し始めたのです。ツルハを贔屓にしたい私ですが、「近さ」には勝てません。特に仕事帰りにフラッと寄れる立地にドラッグストアが2つもできちゃった日にゃ、隣の自治体のツルハにわざわざ行く理由がありません。

でも、私が今まで使用していた洗剤類3種はいずれも、底値はツルハが一番安かったんです。すげえやツルハ。さすがツルハ。
「みんなのツルハ♪ わたしのツルハ♪(中略)いちばん側に ツルハ♪」
……なのに私のいちばん側じゃなくなっちまったんだよ~~~~~ん!おうおうおう(慟哭)。

他の店で、ツルハと同じくらい安いものがあったら、それを購入していました。

が、洗剤類3種でそれをやるのがストレスになってきました。
今までは選択肢がなかった故にツルハで何でも賄っていたけど、なまじ選択肢が増えたばっかりに、「近いけど高いから買わない」とか「近い店で高いけどツルハ行くのめんどくさいから、不本意ながら買う」とか、購入までの無駄なステップ・余計なストレスが増えちゃったんですよ。

あと、安いのを見つけてストックしてたら家の収納スペースを食うとか、洗剤ばっかり増えて柔軟剤があまり買えていないから探しに行こうとか、近所にできた新しい店の底値を私はまだ知らないとか、……

そういう細かいストレスがだんだん嫌になってきたんですよ。

トドメに、今まで使用していたメインの洗剤が廃番になっちゃったことを受けて、私はジェルボールの使用に踏み切りました。

全てがめんどくさくなったんだ。
それが全てだ。

で、「ジェルボールはいいぞ」ですよ。

ほんとに楽。
今までは3種類調達及び在庫管理してたのが、1種類で良くなったんだから。

あとジェルボールは見た目がかわいいし、触るとぷにぷにするのもいいですね。かわいいので、密閉できる瓶に移して愛でています(写真中央)。

 

カツオノエボシにも似ている。


カツオノエボシは猛毒のクラゲです。浜で見かけても触っちゃダメ!ゼッタイ!

似顔絵アイコンで似非ポエムをつぶやく人たち

こういうの見たことないですか?

↑しかしこの集大成は凄いな。

みんなして判で押したような自己啓発みたいな意識高い系みたいな「気づき」みたいな「こういうこと書いときゃ伸びるだろ」みたいなことを、似非ポエム(※)調の気持ち悪い文体で書いてるので、そういう宗派みたいのがあるのかなと思った。
(※)単に「ポエム」としても良かったけど、本当の詩を書いている方に失礼かなと思って「似非」を付けた。

結論、「宗派」はあった。

Twitterで個性を捨てた者たち|元情報商材屋|note

なるほど、やっぱ動機は金なのね。金でも絡んでなきゃ、いちいち時間と手間を費やしてこんなつまんないこと書かないよね。
なんかの情報商材仕入れてきた「伸びるツイートのしかた」をセオリー通りにやって、注目してもらって、何らかの金儲けに誘導するやつなのね。
ほんで、こういうのを「商材構文」って言うらしいですね。

上で引用したnoteの方が仰っているように、私も、そういうツイート及びツイートする方を否定しない。SNSはどう使おうが、法や公序良俗に反しない限りは自由だからだ。誰が何を発言したっていい。

ただ、単純につまんないなーと思う。
商材構文の人たちと私とではSNSの利用目的が違うから、私がつまんないと感じるだけかもしれない。
私がTwitterやらブログを利用する目的は、「仕事から離れて自分の自由な時間を楽しむため」だからだ。私はTwitterで、ネット上でのトレンドや、笑えるネタや珍ニュースや子どもさんの話や猫の写真とかを見たいのだ。あと、興味ある範囲での科学の話も見る。
つまり、金になるかならないかで言ったら、金にならない無益なことでしかSNSを利用したくない。
朝起きてから夜まで、家事と育児と本業の仕事をして疲れてて、やっと自由になった時間でまで有意義なことをしたくないんですよ。無駄なことをして楽しみたいの。無駄な時間こそが欲しいのだ。
だから商材構文のツイートを見てうんざりしちゃうんでしょうね。それを読む時間こそが無駄の極致かもしれないけど、楽しい無駄とつまんない無駄がある。私が欲しいのは楽しい無駄時間なのだ。

はい。ここまでが前置きと言っても過言ではない。

商材構文ツイートの人たちって、決まって、おそらく自分の顔写真かおそらく自分の似顔絵をアイコンにしてます。判で押したようにです。
それが私にとって一番気持ち悪いんですよ。最初に引用したツイートに挙がってる人たちも、例外なくそうですね。マジで一つの例外もない。
きっと、「自分の顔を出さないと信用してもらえないよ」みたいな教えがあるんでしょう。または、同じ宗派の仲間同士の識別のためかもしれません。外部の人間からしたら、見分けやすくて助かりますね。

SNSのいいところって、匿名性だと思うんですよ。匿名性がある程度保たれる場だからこそ、普段言えないことも言えちゃう。さっきも言いましたが、法や公序良俗に反しない限り、何を言ってもいい場なんです。
なのに、商材構文の人たちは顔を(おそらく)明かすことにより、その匿名性を放棄してるんです。その時点で私は若干の異常性を感じ取り、「なんかあやしい」と思ってしまいます。
商材構文以外で顔写真か似顔絵をアイコンにしてる方が普通のツイートをされてる分には、あやしさアンテナは反応しないんですよ。まあ多少、似顔絵アイコンの方は「いいこと」言ってる確率が高いなとは感じます。
著名な人は普通に顔写真をアイコンになさってますからね。そういうのはあやしくない。

あと、仲間同士リプするときには必ず「○○さん(改行)」から始まる。「○○さん(改行)そうですね、私も最近こんなことがありました、××って大切ですね」みたいなやつ。

気づいちゃった気づいちゃったワーイワイ。

反ワクチン界隈の人がやたらと反ワクチンを薦めたがる裏にも何らかの金が絡んでるのかしら。私にはあの熱意は理解できないからねえ。