王様ホール

考えたことや感じたことや起こったことを書きます。

2022年6月11日_うんこの話/検便のライフハック

この前、私の初期作が面白がられるという事件がありました。自分で当該記事を読み返してみたところ、……何だこりゃ。
 
嘘は書いていないし、あの時の気持ちは今も変わりはないんだけど、とにかく表現が汚い。「うんこ」を伏せ字も使わず堂々と「うんこ」って書いてた。
でも、最初はうんこネタがウケてたこともあった気がする。
 
「うんこは投稿文学の必携アイテム」って、あの「VOW」でも言われていたじゃないか。
※参考にするメディアを完全に間違えている。
 
ということで、今日はうんこの話をします。苦手な方はご退散頂き、他の方のもっと有意義な記事をお読み下さい。
 
 
今日は人間ドックを受診してきました。
人間ドックといえば、2日分の採便ですね。採便とはつまり、うんこを採取することです。
 
便秘の人は大変ですよね。
幸いにして、私は便秘ではありません。むしろ快便です。沢山食べるので、沢山出ます。
 
沢山出たら出たで、困ることもあります。
 
人間ドックの検便キットには、トイレに浮かべて便を採取するためのシートペーパーが付属しています。
御存知ない方のために説明しますと、それは少し厚手の、水に溶ける紙です。
その紙の説明によると、幾重にも重ねたトイレットペーパーを(洋式)便器に十字状に敷き、その上に紙を置いてうんこして下さい、とのことです。
 
その通りにやると、私のうんこは水没してしまうんですよ。便器に敷くトイレットペーパーをこれ以上増やすと、詰まりそうだし。
 
だから、いろいろ考えました。
 
いろいろ考えた結論:
①便器に座った瞬間にシャワートイレのノズルから出る水が良くないので、便器の電源はオフにする。
②便器には、下を全部脱いで、後ろ向きに座る。
 
②はこういうことです。



左の×の図のように前向きに座ると、便器に張られた水の真上にうんこが落ちるので、ペーパーに乗ったうんこが水没してしまいます。これでは困る。
なので、右の○の図のように、便フタを抱くようにして後ろ向きに跨がると、うんこは水を張ってない便器の前側に落ちるので、水没しません。
 
これで採便、失敗知らず。
無事に毎回うんこが取れるようになりました。
 
私の職業は、工場勤務の生産技術者です。
理論半分、試行錯誤半分で、目の前にある問題に取り組みます。
時には、その姿勢で私生活の問題に取り組みます。
その結果、人間ドック前に良質なうんこを採取できるようになりましたし、美味しいお好み焼きが焼けるようにもなりました。
 
理論に基づいた試行錯誤、役に立ちますよ。

2022年6月10日_ピラフプレート(プレパラートに非ず)

(わかる人はわかる)一連の私の人間ドックシリーズに登場するピラフプレートって、これです。

エビピラフももちろんだけど、ハンバーグが粗挽きで肉感があって美味しいの。
 
今日、人間ドック受けてきました。
麻酔の余韻と胃カメラ後の痛みが少し残る喉で、これを食べました。
 
美味しかったです。
できれば体調万全で食べたい。

安定のクソエイム

上の子が赤ちゃんだった頃から通っている小児科、トータルすれば可もなく不可もない医院なんですが、注射した後に看護師さんが貼ってくれるばんそうこうが必ず的を外しているという特徴があります。
 
11年間変わらない品質(クオリティ)。

私の推しキャラ

ちょっと古いツイートなんですが、これ
(つい最近読んだ気がするので今貼ります。誰かのリツイートかな)
 
私もこれだな、キャラで漫画読まないな、ストーリーで読んでるな、と思って。
漫画自体そんなに読んでないんだけど、昔から、「このキャラが好き!」今で言う「推し!」ってのがほとんどいませんでした。
ストーリーというよりも、そのストーリーが存在する世界が好きです。今私たちが暮らしている世界とは別の平行世界のどこかでそのストーリーが実際に起こっており、私はそれを伝え聞いている、みたいな感覚なんです。だから、キャラは全員自分とは関わりのない他人であり、そこまで推せません。
 
なんか漫画で好きなキャラいたっけなー……と思い、考えてみました。
尚、好きな漫画は少ないので、それほど好きでもない漫画も入れて考えてます。
 
聖闘士星矢……氷河が好きだったけど、氷の技がかっこいいと思ってただけで、キャラとして好きだったかというとそうでもない。
スラムダンク……強いて言えばミッチーとメガネ君。
HUNTER×HUNTER……いない。
ゴールデンカムイ……いない。みんな好き。
進撃の巨人……ジャンとベルトルト。
鬼滅の刃……珠世さん。
呪術廻戦……特にいないけど強いて言えば夏油傑とナナミン。
ドラゴンボール……強いて言えばピッコロ。
シャーマンキング……いない。
すごいよ!!マサルさん……マチャ彦。
ピューと吹く!ジャガー……ピアニカの人(名前忘れた)。
BASTARD!!……ネイさん、ガラ。
ぼのぼの……スナドリネコさん。
ボンボン坂高校演劇部……いない。※この漫画、今だと色々アウトだな。
お父さんは心配症……いない。
北斗の拳……いない。
 
少女漫画がひとつもないのは置いといて(「お父さんは心配症」は限りなくグレーに近いアウト)、私の好きなキャラにはいくつかの傾向があります。
これ、自分でわかってるんです。
説明します。
 
①主人公や王道キャラにない特殊技能を持ってる人……氷河、ミッチー、珠世さん、夏油傑、ナナミン、スナドリネコさん、(ピッコロ)
 
→おはなしのいいスパイスになりますよね。ピッコロはドラゴンボールを作れる。
 
②主人公などの超人より能力が一歩劣る枠だが、「普通の人」枠から見たら十分に超人と言える実力がある人……メガネ君(微妙)、ジャン、ベルトルト、(夏油傑)、ナナミン、ピッコロ、マチャ彦、ピアニカの人、ネイさん、ガラ
 
→このポジション好きなんですよ。最後には強い人に全部持ってかれるけど、めちゃくちゃいい働きをする。んで、「普通の人」の弱さも持っている。夏油は十分に超人だけど、五条悟という規格外が同期にいたのでこの枠になっちゃいました。その不憫さもまたいい。
 「普通の人」枠で最大限の働きをするジャンと、カタログスペック最強なのに性格が災いしてなんだかパッとしないベルトルトは、私が最も感情移入できるキャラかもしれません。
 
③普通の人間より長命、または不死、または転生を繰り返し、自分の研究に全てを捧げるマッドサイエンティスト枠……大蛇丸、珠世さん
 
→断っておきますが、珠世さんはマッドじゃありません。無惨(鬼のボスの名前です)によって鬼にされ、その後無惨の支配から逃れて、復讐のため無惨を倒す研究をしてる人です。でも、「長命」「不死」「研究」が私のツボにストライクです。
 大蛇丸はまさにマッドサイエンティスト枠です。最初は主人公サイドと敵対しているようだけど、目的が一致すれば主人公サイドにも手を貸す。主人公の味方になったわけではなく、あくまで自分の目的のためです。大蛇丸はブレません。ブレてばっかりのサスケくんは全然好きになれないけど、大蛇丸は好きです。一貫性がある。この歳になると少年漫画の主人公にストレートに感情移入なんかできなくなるしね。
 もちろん、私の一番好きな枠はここです。
 
自分の「好きなキャラ」「尊敬する人」は、少なからず自分と共通点がある人なのだと言われています。
 
私もそうなのかもしれません。
 
特殊技能を持ち、研究大好きな、「普通の人」枠。

スマホハンター

木曜の夜、スマホを無くした。

家の中のどこかにあるだろうことは記憶から明らかだ。だから「寝るまでには出てくるさ」と、私は呑気にPCを立ち上げて、新しいブログのデザイン(PC版)をいじったり色々やって遊んでいた。

さて寝ようかという段階になって、スマホが本格的にどこにも見当たらないことに気づいた。

私は注意力が散漫だということを自分で知っていて、よく物を無くすので、スマホの置き場所はだいたい決めている。ここになかったらあそこ、というように、3ヵ所くらい探すとだいたい見つかる。
それでも見つからないときは、家の固定電話から携帯に電話をかけて、バイブ音を頼りに見つける。

ところがその夜は、いくら電話をかけてもバイブ音が聞こえなかった。いつもの探し場所の他、その日持って行ったバッグの中も、その日着ていた服の全ポケットも探した。
ここらへんから焦り始めた。一応、車の中も隅々まで探した。家と車を2周探しても見つからなかったので、子どもの英会話教室かそこの駐車場かもしれないな、明日連絡しよう……と思って、ひとまず寝ることにした。

寝室に行くと、私の布団のド真ん中で息子(小1)が寝ていた。娘(小6)も娘の布団で普通に寝ていた。
そこまでですっかり疲れていて、息子をどかすのも面倒だったので、私はリビングで寝ることにした。

リビングで寝るメリットはいくつかあった。
まず、スマホにはアラームがセットしてあるので、朝5:50になると「ビョンビョン」って振動するはずだ。そのビョンビョン音が聞こえたら、その場所を探せばいい。寝る前に探したときは着信のバイブ音が聞こえなかったけど、アラーム時のビョンビョンなら毎朝聞いているので、きっと気がつくはずだ。
そして、スマホのアラームがどこからも聞こえなかったとしても、炊飯器とホームベーカリーの電子音によって朝6:00には起きられるので、仕事や子どもたちの学校の用意には間に合うはずだ。

「はずだ」「はずだ」ばっかりだけど、それにすがるしかなかった。
朝5:50のビョンビョンが鳴らなかったら金曜の出勤前に英会話教室の駐車場に行こうと思った。

スマホの充電がどのくらい残っていたか把握していなかったのは不安だった。スマホが家の中にあるのに、充電が切れてしまっていたせいで朝5:50のビョンビョンが鳴らなかったとしたら、最早見つける術がない。
「私が見つけるまで、生きていてくれよ」と思った。

そう考えたら、私がリビングで寝るのは、朝になると現れる何らかの生き物を捕まえるために現地で張り込みしてるみたいだったな。

生きていたら朝に必ず鳴く生き物。
鳴いた瞬間に位置を特定して捕まえてやる。朝まで生きていてくれ、頼む。

人をダメにするクッションの上で毛布をかけて横になりながら、私は少しワクワクしていた。
スマホが見つからなかったらどうしようという不安が7割、ハンティングのワクワクが3割で、ぜんっぜん眠れる気がしなかった。

結果、スマホは見つかった。
朝5:50に、どこかからビョンビョン音が聞こえたのだ。リビングのどこかに、"あいつ"がいる……!

子どもたちの絵本などを入れる本棚から、"あいつ"が無事発見された。普段絶対に置かない場所だ。
捕ったどーーーーー!!!

前の晩、本棚の前でゴロゴロしながらスマホでゲームをしていたところ、何らかの理由で子どもに呼ばれたのだ。私は返事をしながらぞんざいにスマホを本棚に突っ込み、子どものところに行った。

それから色々と、ブログをいじるのも含めて忙しくしてたので、それっきり、寝る時間まで、スマホのことを完全に忘れてしまっていた。
これが真相である。

ハンティングに成功したハンターの気分だ。
冨樫先生……HUNTER×HUNTERの続きが読みたいです……。
※ちなみに、これを書いている時期は、冨樫先生が突然Twitterに現れて書きかけの原稿の画像をupしてた時期です。

自己紹介なんてするタイプじゃなかったんだけど

はてなブログでははじめまして。山本金魚と申します。

 

ブログ自体、開設するのは初めてです。

インターネット黎明期の個人ホームページで雑文とか、mixi日記とか、最近まではエッセイ投稿サービスとかで色々書いていましたが、「ブログ」というものは本当に初めてです。

今更感あるなあ。そして緊張するなあ。

 

本当は、ブログを始めるに当たっての自己紹介なんかしたくありません。

私の美学としては、なんか書きたい、なんか発信したい、なんか自分の文章や自分の表現を誰か見てくれ、頼む!って言って出てきたものをアウトプットしたい衝動でブログやら何やらを始めるのが王道だと思ってるんです。だから自己紹介なんかより先に、衝動的に発生した「自分の表現・第1回」がそこにあるべきなんです。

もちろんこれは私個人の感想ですし、私個人の美学です。本当は最初に自己紹介があった方が親切だと思います。最初に自己紹介する方は大勢いらっしゃいますし、それを否定しません。

 

なのに、なぜこんなことをウダウダ言ってるのかというと、最近まで書いてたエッセイ投稿サービスが6月で終了するので、やむにやまれずブログを始めるからです。

私の初期衝動は、そちらのサービス第1回で放ちました。気持ち良かった。

 

文章を書いてインターネットの荒海に「えーい」って放流するのが好きで、どうしてもやめることができません。まだまだ文章で表現できることはあると思います。

写真くらいは多分たまに貼るけど。

 

最初に申し上げておきますが、私は自意識過剰で、自己顕示欲と承認欲求が強いです。

でも「気持ちのいい人間」を目指しているので、他の人が不快に思うことはしたくありません。

自分の美学に則って、こちらで色々書かせて頂きます。

 

なんか色々言ったようで、自分のことは「HNが山本金魚」ということしか言ってない気がするな。

まあ、ぼちぼち書くね。

ベビーフードの思い出

娘が赤ちゃん時代、つまり10年以上前から、生協の個人宅配を利用している。
毎週配達されるカタログから買いたいものを選んで注文すると、翌週品物が配達されてくるという仕組みだ。
カタログを10年見続けていると、この10年の間に色々な変化があることがわかる。

物価が上がった。
肉が高くなったり、冷凍食品の入目が減った。生協で買うものと普通のスーパーで買うものの顔ぶれが少し変わった。

冷凍食品の調理方法が変わってきた。
昔は「解凍してから焼く」「揚げる」が多かったのに、今は「レンジ」が多い。

そして、ベビー及びキッズ向け食品のコーナーが1~2年前から大幅に増量された。
私が生協を利用し始めた頃はカタログのすみっこにひっそりと「ベビーフードも一応売ってるんですよ~」ぐらいの感じで掲載されてたのに、今はカタログ2ページが丸々、ベビー及びキッズ向け特集になっている。こどもにやさしい世の中、嬉しいね。もう我が家には必要ないの、悲しいね。
もう5~6年早かったら良かったね。

いや、本当はそんなことない。
我が家の娘&息子は、おっぱい大好きすぎて離乳食をぜんっっっっっっっっっっっぜん食べないお子様たちだったのだ。

生協のカタログもそうだけど、スーパーやらベビー用品店やらに行くと、いろんなメーカーが作った、いろんな月齢に合わせたいろんな料理のベビーフードが、色とりどりに棚をびっしり埋め尽くしている。それを見るにつけ、私は、「いいなあ、こういうのを最大限利用してみたかったなあ」と思うのだ。
「チキンと野菜のリゾット」だの、「かぼちゃのグラタン」だの、「お出かけランチセット(和風及び洋風)」だの、企業が一生懸命開発した美味しそうなベビーフードがいーーーっぱいあるじゃないですか。なのに、うちの子たち、どれ一つとしてまともに食べなかったんですよ。

手作りにすればいいという問題でもありません。手作りも同じくらい食べなかったっす。
よく育児書に「手作りした離乳食を食べてくれないのは悲しいですね、市販のベビーフードなら、もし食べてくれなかったとしても精神的ダメージが少ないのでは?」みたいなこと書いてあったんですけど、私の意見は違います。どちらも等しく食べてくれないのであれば、金出して買った市販のベビーフードより手作り離乳食の方が安上がりなんだから、どうせ廃棄するなら手作りの方が精神的ダメージが少なかったです。よって、離乳食はほとんど手作りし、そのほとんどがゴミ箱に消えました。
心折れるて。
ノイローゼ寸前まで行った。

子どもたちは、保育園で給食を食べるようになってから、少しずつものを食べるようになりました。
初めのうち(1歳代)は、帰ってくるなりおっぱいおっぱいで、夕方の離乳食はちーっとも食べませんでした。
栄養のためにはおっぱいを飲ませた方がいいけど、おっぱいに頼ると離乳はいっこうに進まない。おっぱいをやめたら離乳食を食べるようになると言われてるけど、もし食べなかったら……?
このジレンマに陥り、めちゃくちゃ悩みました。

幸いなことに、今では娘は身長155cmのむっちり系小学6年生に成長し、息子も何でも美味しく食べられる元気な小学1年生に成長しました。息子の最近のトレンドは「野菜」だそうです。

だから、離乳食を食べないなんていう悩みは、最終的には取るに足らないことです。
でも、その時期に悩んでいるお母さんが本気で悩んでることは本当によくわかります。「最終的な将来のことはわかったよ、どうすればいいのか教えてくれよ!悩んでるのはなんだよ!」と、当時の私は思っていました。
それをわかった上で言う。なんとかなる、と。

こんなアドバイスしたら、何の解決にもならなくてがっかりされるやつですね。でもこれしかないの。

そんなこんなあって、私は未だに、イオンとかでベビーフードのコーナーにふらっと立ち寄って、じっくり見てしまいます。
「いっぱい美味しそうなのあるなあ」「これ、当時の子たちが食べてくれたなら、次はどれにしようとか言いながら、なんぼでも買ってあげるのになあ」「ベビーフードをぱくぱく食べる子に、ぱくぱく食べさせてみたいなあ」「こんなにメーカーが努力して作ってるのに、私と子どもがその恩恵を受けられないなんて不憫だ(謎)」
そんなことを思います。

子どもたちが今元気ですくすく育ってるから、所詮は無いものねだりのI want youです(C-C-B)。
利用できる環境の人は最大限利用するといいですよ、ベビーフード。でないと私が可哀想だ(えっ